初めての婦人科で「内診はある?」「どんな服がいい?」「恥ずかしくて話せない」と迷う方へ。予約時に確認することと、診察室で伝えることを分けて準備しましょう。相談内容によって流れは違い、初診で必ず同じ検査を受けるとは限りません。
成人の方に向けた情報です。症状がある方は、気になる経過を医療者に伝える際の参考にしてください。
予約で症状と不安を短く伝える
「外陰部のかゆみを相談したい」「性交時の痛みがある」「初めてなので流れを知りたい」と、受診の目的を伝えます。受付で細部を話しにくければ、詳しい経過は医師に伝えたいと相談できます。
| 確認したいこと | 問い合わせの例 |
|---|---|
| 診療内容 | この症状を相談できますか。どの外来を予約しますか。 |
| 担当医 | 女性医師の診療日や予約方法を確認できますか。 |
| 生理中の受診 | 今の症状で、生理中でも予定どおり受診しますか。 |
| 費用と持ち物 | 保険・自費の扱い、必要な書類、検査前の準備はありますか。 |
| 初診の時間 | 受付から結果説明までの流れと、予約の目安時間。 |
服装・持ち物は施設の案内を優先する
着替えやすく、下半身の衣類を脱ぎ着しやすい服が選択肢です。スカートが絶対条件ではありません。診察着の有無や検査の準備は施設ごとに確認してください。診察のために剃毛や香り付けをする必要があると自己判断しないでください。
- 予約内容と施設が指定する本人確認・保険資格の書類。
- お薬手帳、使用中の薬・サプリ・用品の名称。
- 最終月経や気になる経過の短いメモ。
- 以前の検査結果・紹介状がある場合は持参方法を確認。
余計な洗浄やケアをしてから行こうとせず、検査前の指示があるか確認しましょう。
内診の必要性と方法は説明を聞く
米国産科婦人科学会(ACOG)は、内診を外陰部や膣・子宮などを確認する診察として説明し、症状や病歴に応じて必要性が判断されるとしています。日本の施設でも、何を確認するためか、どんな方法かを医師へ聞いてください。ACOGの内診に関する説明
性交経験の有無、妊娠の可能性、過去に診察でつらかったことがあれば、始まる前に伝えます。「初めてで緊張しています。次に何をするか声をかけてほしい」と頼めます。
痛い・怖いときに使える言葉
「痛いので一度止めてください」「説明を聞いてから考えたい」「別の方法があるか教えてください」と言えます。診察台に上がった後でも、つらさを伝えて構いません。無理に我慢してよい診察になるとは限りません。
付き添いやスタッフの同席を希望する場合は、施設の対応を確認してください。誰にどこまで話すかも本人が選べます。診察で聞きたいことを紙で見せる方法もあります。
帰る前に結果と次の連絡先を確認する
| 確認 | 聞いておきたいこと |
|---|---|
| 結果 | その日に分かることと、後日確認すること。 |
| 薬・ケア | 使う部位・回数・期間と、合わない場合の連絡。 |
| 変化したとき | どんな症状で、どの窓口へ連絡するか。 |
| 次回 | 再診の時期と、予約・費用の案内。 |
一度で全部話せなくても構いません。次回に聞きたいことを残し、処方や検査の説明で分からなかった点を確認します。受診先を探す場合は厚生労働省の医療情報ネット(ナビイ)や施設の公式案内が手がかりになります。