おりものが多い、色が違う、いつもと違うにおいがする。気になるときは普段との違い、起きた時期、一緒にある症状をまとめると相談しやすくなります。色や量だけで病名を判定するページではありません。
成人の方に向けた情報です。症状がある方は、気になる経過を医療者に伝える際の参考にしてください。
量の変化を普段と比べる
おりものの量や状態は一定ではありません。NHSは、排卵の時期、妊娠、避妊方法などによって量が変わることを説明しています。下着に付いた量を他人と比較するより、自分にとって急な変化か、ほかの症状があるかを考えましょう。NHSの通常のおりものと変化の解説
「多い」と言うときも、一度だけか、何日も続くか、いつものシートでは収まらなくなったか、という言葉を添えれば伝わりやすくなります。正確な量を測らなくても構いません。
色・においだけで原因を決めない
検索で色別の病名が並ぶと、当てはめて不安になるかもしれません。診断には経過や診察、必要に応じた検査が関わります。色の写真と似ているだけで感染症や妊娠の有無を判断しないでください。
| 観察する点 | 記録の例 |
|---|---|
| 時期 | 生理の前後、妊娠中、用品や薬を変えた前後。 |
| 変化 | いつもより多い、においが違う、血が混じる。 |
| 一緒の症状 | かゆみ、痛み、排尿時の不快感、下腹部痛。 |
| 続き方 | 初めて、何日か続く、繰り返す。 |
かゆみ・痛み・出血もあるとき
おりものの変化に、かゆみや痛み、排尿時の痛み、性交後や生理以外の出血が伴う場合は婦人科へ相談してください。予約では「おりものも変わった」と併せて伝えましょう。強い痛みや発熱などがある場合は、受診の時期も確認します。
妊娠中なら、かかりつけの産科へ妊娠週数と変化を伝えます。水っぽいものが続くなど、いつもと違う状態を一般のシート比較だけで判断しないでください。
受診までの用品の使い方
下着への付着を受け止めるシートは、病気を診断・治療するものではありません。香りで変化を隠す、膣内を洗って消すといった対応は避けます。肌に合わない用品は中止し、使った製品名を残しておきましょう。
日常の携帯用シートを選びたい方は、おりものシートの素材・サイズ・交換方法を確認できます。受診前に製品を試して結果をそろえる必要はありません。
相談メモとよくある疑問
メモは「いつから/普段との違い/痛みやかゆみ/使用中の薬・用品」の4項目で十分です。話すのが難しいときは、そのまま紙を見せてもよいか医師に聞けます。
おりものが増えたら毎回受診ですか。普段からの変化か、ほかの症状があるかを確認します。迷う場合も予約先へ相談できます。色が同じなら大丈夫ですか。色だけでは判断できません。においや痛み、出血も伝えてください。